2021年5月9日
 コリント人への手紙 第一 2章12節
題目 「聖霊による救いの適用」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)

 神からの霊=聖霊を受けた ので、神の救いを知ること理解することが出来る。それは、父なる神様がご計画され、イエス様が成し遂げた救いを、聖霊が私たちに適用してくださる。聖霊 は、私たちの内に、イエス様を信じる信仰を創り出してくださる。福音はすべての人に与えられている。しかし、同じ福音を聞いても信じる人と信じない人がい る。それは、人は自分だけの力では、福音を理解できない。聖霊が私たちの心に働きかけて、罪の中に死んでいた私たちの心に命を与えて下さるから。一人の人 が福音を聞いて信じる、それは聖霊の奇跡的みわざ。それ故に、聖霊の働き掛けを拒んではならない。その人を救いに導くのは聖霊の働きだが、だからと言って 人間の側での信じる責任が免除されるわけではない。悔い改めて福音を信じることが大切である。

 聖書には、アダムとキリストの対比が書かれている。私たち人類すべてはアダムの子孫、肉体的にも霊的にもアダムと繋がっている。つまりアダムと一つであ る。しかし、私たちがイエス様信じ頼る時、私たちはイエス様と一つになる。キリストに結びつく時、キリストの完全で従順の生涯が、私たちのものとみなされ る。キリストに結びつく時、キリストの罪のための死も、私たちのものとみなされ、罪の罰が完全に支払われたとみなされる。キリストに結びつく時、キリスト の死に対しての勝利も、私たちのものとなる。キリスト者とは、キリストに結び合わされた者である。キリストの死と復活と命と栄光においても、このお方と結 び合わされている。アダムに繋がったままの人は、神様のこと、霊的なことがわからない。しかし聖霊によってキリストに繋げられた人は、聖霊に属すること、 霊的なこと、聖書の真理が理解できる。

「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です」ヨハ15:5
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