2021年5月2日
 ヨハネの福音書 3章3〜6節
題目 「聖霊のみわざ」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)

 キリストが達成された救い のみわざを、聖霊が私たちに有効なものとして当てはめてくださる。イエス様の救いに私たちがあずかれるのは、聖霊に働きによる。「聖霊によるのでなけれ ば、だれも『イエスは主です』と言うことはできません。」(第一コリ 12:3) 聖霊がイエス様の救いを、私たちに適用してくださったから、私たちは信じることが出来た。
救いとはどういうことか。

1.救いはすべての人に提供されている。
2.新生。聖霊が罪人の中に新しい性質を作り出す時にだけ、その人は救いに至るように福音を聞くことが出来る。
3.回心。悔い改めと信仰。その罪人は悔い改めて罪に背を向け、イエス・キリストへの信仰を持つ。
4.義認。キリストへの信仰を持った罪人は直ちに、そして永遠に、罪なき者、義なる者として神に受け入れられる。
5.子とされる。義とされると同時に、神の養子とされて神の家族に加えられる。
6.聖化。回心した時から死に至るまで、聖霊はその信仰者を強め、罪と戦わせて、聖くならせてくださる。浮き沈みはあるが。
7.栄化。終わりの日にキリストが再臨されると、信仰者は体と魂において完全にされる。キリストのようにされる。
 
 これらすべてを与えて下さるのは、聖霊の神様である。神様は、どんなご計画でも、ご自分が計画されたとおりに必ず実行される。聖書は、神様が選ばれたす べての人はイエス様を信じて救われる、と教えている。イエス様の救いが私たちに有効になるように、聖霊が働かれて救いを私たちに当てはめて下さった。だか ら信じることが出来た。私たちの救いの根拠は、私たちの側の力、熱心や努力、信仰にあるのではなく、神のご計画、選び、聖霊のみわざに、その土台がある。
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