2021年1月10日
 創世記 1章26〜28節
題目 「人間の創造」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)

 神は最後に人を創造された。神は人が一人で生きることを望まず、愛情に満ちた関係の中で、共に生きることを望んでおられる。家庭は神からの贈り物である。
 人間は特別に知識と義と聖さにおいて「神のかたち」に造られた。
1.知識:神についての知識、自分の務めについての知識、正しく知っていた。

2.義:神の律法―神のみ心であり命令―に沿って考え、行動することが出来た。

3.聖さ:神を愛し、心と生活において罪のない完全に聖い状態だった。
 人は罪を犯した時に知識と義と聖さにおいて、神のかたちを失った。しかし、キリストを信じ新しく生まれたクリスチャンは、この神のかたちが再び回復されている。(エペソ4:23〜24)
 アダムは他のすべての造られたものを治める権限、つまり「王権」を神様から任された。また神とこの世を知る知識(預言者)と聖さ(祭司)も完全に持って いた。アダムは神のかたち、つまり預言者、王、祭司の姿を罪を犯して失った。しかし第2のアダム:キリストは完全な預言者、王、祭司である。
 今は罪の中にあがいている私たちも、やがて完全にキリストの似姿に変えられ、罪が完全に拭われ、神のかたちを完全に回復する希望がある。
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