2020年10月25日
 詩篇 117篇1〜2節
題目 「栄光と賛美を主に」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)

 詩人は、すべての国々とす べての国民が主をほめたたえるよう、命じている。なぜなら、神様は、この全世界の創造者であり、これまでも今も後も、この世界を支え、すべての国々とすべ ての国民の王の王なので、ただ一人賛美を受けるにふさわしいお方だから。その偉大な愛は、一人後イエス様をこの世界に、私たちに送ってくださり、十字架に 付けてくださった無限の愛を注いでくださった。その限りない真実は、神に背いたアダムとその子孫である私たち人類への救いの約束を、忘れることなく果たし てくださった。神様はこのようなご自身の愛と真実をすべての国々とすべての国民、すべての人が知るようになることを望んでおられる。それゆえに、すべての 国々とすべての国民は、限りなく注がれる神の愛と神の真実に感謝し、主に栄光をささげなくてはならない。特に、先に主を信じて救われたクリスチャンはなお さら。あなたは、真の礼拝者として、主の恵みとまことを常に変わらず覚えているだろうか。恵みとまことに満ちておられる主に、栄光と賛美をささげているだ ろうか。
 やがて終わりの日に、117篇のことばは実現する。アダムからキリストの再臨の時までの歴史上のすべての国々とすべての国民が、主をほめ歌う。旧約の神の民と新約の神の民すべてが主をほめたたえる(黙示7:9〜17)。
 今日、コロナ関連の苦しみ、悩み。聞いている皆さんも大なり小なり経験している。しかし、私たち以上の苦しみを経験しているクリスチャンたちが大勢い る。やがて終わりの日には、彼らと共に主を賛美する時が来る。歴史上のすべてのクリスチャンと共に主をたたえるその日がやがて来る。そのことを覚えなが ら、たとえ苦しくても辛くても、今この時を主に信頼しつつ、忍耐の限りを尽くしつつ、今信仰の目を上げて、私たちも共に主を賛美し主を礼拝しよう。
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