神様はいつもご自分の民
と、契約を結んでこられた。神様は必ず契約の約束を果たされるお方である。旧約では、割礼と過ぎ越しの祭りが契約のしるしであった。新約の時代、神様はご
自分の民と新しい契約を結ばれた。そのしるしも、新しいものに置き換えた。過ぎ越しの祭りの代わりに主の晩餐、割礼の代わりに洗礼である。(コロ2:
11∼12)洗礼は、その人の罪深い性質は、十字架の上でキリストと共に死んだこと、その人が罪に死んで神のために生きるためによみがえったことを表して
いる。
洗礼を受ける時、その人の体に水が注がれるが、それはその人の心に起こったことを表すものであり、その人の内面に起こったことを、見える形として表すのが洗礼である。
神様は、私たちに素晴らしい祝福を約束しておられる。神様ご自身の養子になること、つまり神の子とされること。もう一つは、永遠に続く命を受けること。
これは多くの恵みの中の2つである。私たちがこのような恵みを受けているのは、私たちがイエス様に結び合わされているからである。(ロマ6:3∼4)イエ
ス様の完全に従順な生涯と、イエス様の罪のための死は、私たちが自分で成し遂げたものとみなされる。
神の恵みのもう一つの祝福は、罪の赦しである。キリストを信じて洗礼を受けた者は、その罪が赦されている人である。