2019年10月6日
 ヨハネの福音書 5章24節
題目 「死からいのちに」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)

 真の神は、全世界を創造さ れ、私たち人間すべての最初の先祖アダムを創られたお方です。しかしこのアダムが、神に背き神の命令を破って罪を犯しました。罪の報いは死であり、病、老 い、そして死は人間の罪の結果です。人間はなぜ病気になるのか、なぜ老いるのか、なぜ死ななくてはならないのか、それは罪の結果だからです。
 しかし、神は罪を持つ人間を愛され、その一人子をこの世に送って、この罪の問題を解決しました。キリストは、私たちのすべての罪を背負って身代わりのそ の罰を一身に受けて十字架で死なれました。神の子、子なる神が私たちの受けるべき刑罰をすべて引き受けてくださったので、私たちの罪が赦されるのです。過 去、現在、未来すべての罪、どんな大きな罪も、どんな深い罪も、子なる神キリストが身代わりに背負われました。
 そればかりか、キリストによって罪赦された者は、死からいのちに移されているのです。キリストは、3日目によみがえられました。復活の命は、死に打ち勝 つ命、それは再び死ぬことのない命、永遠の命、神の国、天国でいつまでも永遠に生きるいのちです。この十字架によって、キリストに頼る者には、アダム以 来、失われた命が回復されました。
 先に天に召された故人は、お一人お一人の人生を歩まれたそのある時点で、キリストに出会い、キリストを信じ、信頼することによって、死からいのちに移さ れました。死によってこの世から去りましたが、神のみもとで、永遠の命の祝福にあずかっています。そして私たちもやがて天国で、喜びと共に再会を果たすの です。
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