2019年9月1日
 テトスへの手紙 2章1〜10節
題目 「神の教えを飾ろう」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)

 教会はキリストのご計画の 中心であり、泉教会を通してキリストはご自身のご計画を実現される。テトス書の目的は、教会が成熟した地域教会として健全に建て上げられ、それによって地 域社会にあかしするためであり、クリスチャンの生き方が神の教え(福音)を飾るものとなるためである。

1.信者はこの地域社会で、福音を証する使命を持って生きる。
2.主の言葉は信頼できることをこの世に示すことが証し。
3.証しの中心は「良いわざ」(1:16、2:7、14、3:1、8、14)。

 効果的な証とは、家庭でも職場でも、神の教え(キリストの福音)を飾るにふさわしい「良いわざ」に満ちた生活をすること。その時、私たちの信じ伝える神の教え(福音)が完全なものであることを証明することになる。
 自分の仕事に励むことは、福音と教会に良い評判をもたらす(第一テサロニケ4:11、12)。パウロは地域社会で、「すべて神の栄光を現すために」「つまずきを与えない者になり」「人々が救われるために」生きるよう勧めた(第一コリ10:31〜33)。
 私たちは皆不完全であるが、今の状態からスタートして先に進めばいい(ピリピ3:16)。パウロは「罪人のかしら」(第一テモ1:15)である自分が救われたのは神の「寛容の先例」(第一テモ1:13〜16)にするためだと言った。
 あなたの存在そのものが強力な宣教、証しとなる。私たちも、神の「寛容の先例」、証しの器として召されている。主に用いられないほど無価値な人はなく、「寛容の先例」にならないほど無意味な人は一人もいない。
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