2019年7月14日
 使徒の働き 6章1〜7節
題目 「執事の務め」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

 初代教会のリーダーが、祈りとみことばに専念出来るよう、執事が必要となった。執事の資質は、「御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち」。

1.御霊に満ちた人
 それは愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制といった御霊の実があふれ出る人である。 聖霊に満たされた人は、祈りとみことばの人でもある。礼拝、祈祷会、個人的デボーション、聖書通読を通して祈りとみことばによってその務めを行うことができる。
 
2.知恵に満ちた人
 人間的なこの世の知恵に長けているというのではない。信仰的霊的判断力が出来る、霊的知恵を持っている人である。信仰的霊的判断が出来ないと、教会の前進の妨げとなる場合がある。信仰的決断をすべき時に、常識と共に、霊的、信仰的に判断し、決断が出来る人。
 
3.評判の良い人
 仕事が出来ること以上に、人間関係をうまく保てる人。ギスギスした人間関係に陥らず、周りの人と意見が違っても怒りや感情を爆発させず、ユーモアを持って対処できる人。感情をコントロール出来る成熟した人。教会内外においても、信用のある、評判の良い人。
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