1.飢餓の中での従順
極度に貧しく、死に直面した境遇で、やもめはエリヤを通して告げられた神のことばに従う。その信仰と従順によって、生きておられる神の力を体験する。希望のかけらさえない状況でも神を信頼し従う時、神の真実は変わることがない。
2.息子の死
夫に続き息子まで失った絶望の淵で、息子の死は自分に対する神の懲罰で、さばきであると考え、エリヤに何のために来たのかと嘆く。人間は本当にもろい存
在である。聖徒にも理解できない苦難が訪れることがある。自責や恨みの思いに満たされる時にも神の前にすべてを注ぎ出そう。
3.生き返った息子
エリヤは、やもめに言い訳や自己弁護をしたりしなかった。やもめの思いをくみ取り、神に子供を生き返らせてほしいと切実に祈った。神はエリヤの祈りを聞
かれ、子供を生き返らせた。それを見たやもめは、エリヤを神の人と認め、神のみことばが真実であると告白し、エリヤではなく神をほめたたえ、神への信仰を
告白する。