2019年3月31日
 ヨハネの手紙 第一 2章18〜29節
題目 「終末を生きるキリスト」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

 「反キリスト」はイエスがキリストであることを否認する。しかしクリスチャンは彼らとは違い、そそぎの油(聖霊) を受けた者である。聖霊は、みことばの意味を悟らせる。キリストが再臨されるさばきの時に、キリストのうちにとどまっている者は、主の前に大胆に立つこと ができる。

1.反キリストを警戒する(18〜23)
 彼らはイエスが受肉されたキリスト、すなわち神性と人性を持たれた神の子であることを否認し、イエスの十字架と復活による贖いを否定する。教会は反キリストを警戒するため、福音を明確に知らなければならない。

2.聞いて学んだことにとどまる(24〜27)
 教会は使徒と預言者という基礎の上に立てられ、イエス・キリストを礎石(エペ2:20)とする真理の宮であり、主のからだである。ゆえに教会は、イエス の福音にとどまらなければならない。彼らに初めから聞いた教え(24節)を守り、神のうちにとどまるよう(28節)命じられている。

3.イエス・キリストの中にとどまる(28〜29)
 反キリストは、聖徒を福音から離れさせ、聖徒の人生を台無しにしようとする。教会は正しい福音に立ってキリストの内にとどまり、御心に従う中で、主の再 臨の時に栄光を受ける。主が再臨されて、恐ろしいさばきの前でも、大胆でいられる。さばきの時を恐れなくてもよいのである。そうすれば主の再臨を栄光の中 で迎えることができる。
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