2019年2月17日
 ヘブル人への手紙 11章23〜27節
題目 「モーセの信仰」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

 1.自分が何者かを知る
 それはアイデンティティ(24)の問題。王宮でぜいたくな生活をすることを捨てて、ヘブル人の奴隷と共に生きることを選んだ。しかしそれは別人として生 きるのではなく、本当の自分を生きる決断をした。私たち、自分以外の人になろうとすることをやめるときに、困難は伴っても、最善の人生を歩むことができ る。

2.自分の責任を負う
 「私は何者なのか」という問題が解決すると、「私はどのようなものになりたいか」という問題に直面する。モーセはパロの宮殿で、罪の楽しみにふけるよりは、主の民と共に苦しみを受けることを選んだ。(25) モーセは他人のせいにせず、自分で責任を負った。

3.優先順位を決める
 彼は、エジプトの財宝よりも、主のために犠牲を払うことに価値を置いた。彼は人生で最も大切なものは何かを知っていた。モーセは権力、富、快楽のすべて を手にしていた。しかし、主はそれよりもはるかに勝った任務をモーセに与えた。人生の優先順位として、モーセはそれを引き受けた。

4.困難に立ち向かうこと
 モーセが最後に取り組んだのは、『忍耐』の問題であり、モーセの人生は耐え忍ぶ人生だった。(27) 困難には必ず深い理由がある。確信を持って耐え忍ぶ 時に、心の平安が与えられる。主の御心に歩んでいるという確信があるなら、主が責任をとってくださる。(マタイ11:28〜30)

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