2019年2月10日
 マルコの福音書 15章16〜32節
題目 「イエス様の静けさ」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

  イエス様の心の姿勢、それは、天の父への信頼から来る「静けさ」だった。人々の騒々しさと対照的に、苦しみの中でも静けさを失われなかった

1.天の父のみ業への信頼
・イエス様は、正しくさばかれる父に信頼していた。(第一ペテロ2:22〜23)
・父のみ業に信頼し人を助ける時も、その人の心と事情を大切にされた。
・その人が自分から求めるよう促し、彼らがそうするのを待たれる。
・イエス様をののしり続けた強盗(32b)さえも主は待ってくださった。

2.天の父の愛への信頼
・イエス様は、ご自分に向けられている父の愛のまなざしを見失わない生涯を送られた。
・父の「愛する子」としての自覚を失わなかった。(マルコ1:11)

3.主に受け止められている安心感を味わうために
・十字架の苦しみの中でさえ失われなかったイエス様の静けさの秘訣は、「父の御業に対する信頼」、そして「父の、愛の中におられたこと」にあった。
・それは、私たちも求めるなら、経験出来る祝福であり、主が私たちすべての者に経験させたいと願っておられる恵みである。
・それはありのままの姿で主の前に出ること、「自分に正直になること」。
・ゲッセマネの園でのイエス様のように、ありのままで主の前に出る。
・主が私の弱さを思いやり、大切に思っていてくださる、そう感じることができたなら、恐れの無い静けさの中に憩うことが出来る。
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