イザヤ書は、キリストが生まれる700年前に預言者イザヤによって記されました。イザヤ書は約聖書の中で最も多く新約聖書に引用されています。
イザヤ書には、キリストの生涯が預言されています。特に53章には「苦難のしもべ」としてのキリストの姿が記されています。キリストが私たちに代わって
苦しみを受ける、との預言です。罪の結果、私たちが受けるべき呪いとその苦しみを、キリストが一身に受けて苦しまれる姿が描写されています。
しかし人間は、キリストが受ける代理の苦しみの意味をまったく理解できません。それにもかかわらず、キリストは私たちを罪とその結果の滅びか
ら救い出し、永遠の命、つまり天国に入れて下さるために、私たちの身代わりに十字架で苦しまれ死なれました。私たちの罪とその呪いを、十字架ですべて清算
してくださったのです。
このことを信じ受け入れる者には、このイザヤ書53章の約束がすべて適用され、その祝福がすべて無条件で与えられます。