2018年11月11日
 創世記 12章1〜8節
題目 「アブラハムの召命」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

1.神はアブラハムを選ばれた
 神は一人の人を選んで、救いの歴史を始められた。偶像礼拝の環境(ヨシュア24:2)の中に生きていたアブラハムを、主はめぐみをもって召された。主はアブラハムを選び、信じるすべての者の父とされた。(ロマ4:11〜12)

2.アブラハムは主に従った
 「生まれ故郷」「父の家」から完全に離れなければならない。偶像や、この世から完全に離れ、家族(家制度)や、ご先祖よりも主を愛さなければならない。 (マタ10:37)。信仰は、主への信頼と従順に現れる。カナンの地は、すでにカナン人が住んでいたが、「あなたの子孫にこの地を与える」との主のみこと ばを、信仰によって受け止めた。信仰は知識ではない。具体的に信じ従うことにより信仰が成長してゆく。アブラハムのこの具体的従順によって、やがて主の歴 史が進み、約束が実現してゆく。私たちの信仰の決断が、今後の歴史を、私たちの子孫を左右してゆく。

3.アブラハムは祭壇を築いた
 アブラハムは、行く先々で礼拝を捧げ、主に祈った。彼の人生の中心は礼拝だった。礼拝こそ第一にすべきものであり、人生と生活の中心とすべきもの。それ によって、主との親しい人格的な関係が築き上げられる。もしこの祭壇がこわれているなら、もう一度立て直そう(1列18:30)。主日礼拝と、個人礼拝で あるデボーションこそ、霊的いのちの源である。
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