2018年10月7日
 ヘブル人への手紙 11章13〜16節
題目 「聖書の終活」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

 終活とは「人生の終わりについて考える活動」を略した造語で、自分の死と向き合うことです。具体的には「エンディ ングノートを書く」「遺言書を書く」「お墓を決める」等が一般的です。その多くはこの世このとです。しかし人生、お墓に入ればそれで「一丁上がり」なので しょうか?

1.人生はテスト
 聖書によれば、人は神によって造られ、1度限りのこの世での人生を与えられました。そして人生はテストであり、神に対してどのように生きたかが問われることが記されています。

2.人生は預かり物
 ですから私たちの持ち物は、すべて創造主なる神からの預かり物です。私たちのものは何一つ無く、地上のものは何一つ天に持ってゆくことはできません。私 たちはあくまで管理者であり、オーナーは神様です。この地上の人生を終えたとき、神から委ねられたものをどのように扱ってきたかが評価され、その報いを受 けます。

3.人生は一時的務め
 私たちの一生は、つかの間であり、地上は仮の住まいです。聖書によれば、私たちは地上では旅人であり、私たちの本当の故郷は天国です。そこには、はるかに素晴らしい世界が用意されています。
このウィンドウを 閉じる