2018年7月22日
 ヨハネの福音書 14章8〜10節
題目 「私の内におられる神」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

1.モーセ(出エジプト4:2〜3)
 モーセは40歳の時に、一人のイスラエル人を自分の力で助け出そうとして失敗した。しかし主は一人二人ではなく、全イスラエルを救うため、モーセを荒野 に追いやった。そこには主のご計画がある。荒野の経験は私たちを用いられるための主のご訓練である。主に召されたモーセは、彼の羊飼いとしての能力のシン ボルである「モーセの杖」が「神の杖」(出4:20)とされた。それから、モーセを通して主が力あるわざをなされ続けた。

2.ペテロ、パウロ(使徒3:12、16、第二コリ4:7)
 かつてペテロは自分の力を過信し、主を3度も裏切った。しかし足の不自由な人を治した時には、イエス様の力であることを証しした。
 パウロは「イエス様という宝を、パウロというみすぼらしい土の器に入れている。この力は、私ではなく主のものだ。」と告白した。

3.イエス様(ヨハネ14:8〜10)
 イエス様は自分の力では何もなさらなかった。「わたしは、自分からは何も行うことができません。」(ヨハネ5:19、30) イエス様を通して、父なる 神があらゆることをした。私たちもイエス様に留まっていなければ、何もすることができない。私たちがイエス様のために何かをするのではなく、私たちの内に イエス様に生きていただき、イエス様に働いていただく。
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