2018年4月8日
 マルコの福音書 9章2〜13節
題目 「栄光の姿」
桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

1.天の父と聖書の承認
・「あなたはキリスト」とのペテロの告白を主イエスが承認された。
・モーセ(律法)とエリヤ(預言)が代表する「旧約聖書」も承認した。
・「これは、わたしの愛する子」と、天の父が最高の承認をなされた。

2.十字架の栄光の輝き
・主イエスを新約とすれば、旧約と新約とがここで語り合った。
・それは主イエスを中心とした聖書全体、つまり福音そのものである。福音とは神に背いた人間の救いのため、神が御子を遣わし、救いを完成されたことであ る。「栄光のうちに現れ、イエスがエルサレムで遂げようとしておられる最期について、話していたのであった」(ルカ9:31)
・主イエスの栄光の姿は、十字架の救いの成就である「復活」のしるしであり、救いの一切が完成される「再臨」のしるしである。

3.救いの完成の確かさ
・私たちは、不信仰のために、自分の救いの確かさについて心配する。自分は本当に救われているのか、この救いで本当に大丈夫か?
・しかし、救い主をつかわされたのは、神ご自身であり、救いの保証をしてくださるのも神ご自身である。私たちの救いは、神が始めたのだから、神が必ず完成 される。「あなたがたの間で良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださると、私は確信しています。」(ピリピ 1:6)
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