1.外側からの汚れを問題にしたパリサイ人
日本の宗教も外からの汚れを、お祓(はら)いや禊(みそ)ぎで清めようとする。
2.内側からの汚れを問題にしたイエス様
「人を汚すものは、外からではなく、人の中から出てくるものが人を汚す」と主イエスは言われた。主イエスは、外部からのせいにするなといわれ、皆が汚れ
ていることを明らかにされた。それはまた、自分が交わっている他人のせいにするな、ということでもある。取税人や罪人と交わらないことが、自分をきよく保
つことではない。主イエスは、罪人を福音に導き救うために、彼らの仲間になって食事をされた。天国は、罪赦された罪人たちの集まりである。教会の交わりも
同様である。あなたを汚しているのは、あなた以外の誰かではない。人間の存在そのものが汚れているではないか。あなたの心があなたを汚しているのではない
か。そう主イエスは言われた。
3.私たちを内側からきよめるもの
私たちは、みことばによらなければ自分自身の正体を見極めることは出来ず、みことばはによらなければ自分の内の汚れをきよめることはできない。
・父なる神は、私たちを聖くするために選ばれた。エペソ1:4
・キリストの血は、すべての罪から私たちをきよめる。ヨハネ1:7
・聖霊は、私たちをきよめる。(第二 テサ2:13)