教会は何のために存在し、何をすべきでしょうか?一般的に「神の栄光のため」だと答えます。具体的には、
第一に神を礼拝することです。神が私たちを世から召されたのは、ご自分にふさわしい栄光をささげるようになるためです。ですから教会の義務は神を礼拝す
ることです。主日礼拝以外の、私たちの人生すべてが礼拝として捧げられなくてはなりません。信徒の存在自体が礼拝だからです。
第二に、教会は、世を救うために存在します。教会はキリストの証人として世から召しだされ、もう一度世に派遣された集まりです。地の果てまで福音を伝え
ることは、すべての信徒がしなければならない最も重要な義務です。「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エ
ルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」使徒1:8 信者すべてはこのことのために召され、このことを遂行
するための賜物が与えられています。
第三に、教会は信徒を養育して訓練するために存在します。イエス様は、世を去るときに、ご自分のみ言葉に従うまで教えよ、と命令なさいました。それでこ
そ弟子が造られる、と言われました。教会はそのご命令に従い、イエス様に似せられてゆく弟子を育て続けなくてはなりません。
この3つは、それぞれ別々に機能するのではなく、互いに密接にかかわっています。礼拝と伝道と訓練のどれ一つも、おろそかにできないのです。