2017年6月11日
 創世記 7章17〜24節
題目 「ノアと箱船」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

1.主は悪をそのままにしておかれない。
・主は罪を徹底的に裁かれる。主はこの世を愛しつつも、罪に対して一貫して怒りを持たれ、必ずそれに対して代価を払わせる。
・罪とは、神を主人とすることを拒む反逆であり、神を主としないことが罪の本質である。

2.ノアはすべて主が命じられたとおりに従った。
・理解に苦しむことにもノアはすべて従った。
・たとえ問題が次々と起こっても、箱舟(教会)の中にいなければならない。箱舟(教会)の中こそ救いの道であり、主がそれを命じられたのだから。

3.主の最後の裁きは、必ずみことば通りになされる。
・罪の報酬は死である(ロマ6:23)。
・それは永遠の死であり、永遠に地獄で苦しむことである(第二テサ1:9、マタ25:41)。
・人々は裁きなどないと思い込んでいる。しかし主の定められた時、世の終わりの日がくる。それは盗人のようにやってくる。(第二ペテ3:10、黙3:3)

4.主イエスは、私たちが受けるべき裁きをすべてその身に受けられ、十字架上で神の怒りの杯をすべて飲み干された。
・虹の契約は、人の状態にかかわらず、滅ぼさないとの主の宣言である。
・信仰者は、死からいのちに移っているたとえ罪を犯しても、イエスキリストの十字架によって、決して裁かれ、滅ぼされることはない(ヨハネ5:24)。罪ある者でありながら、赦され義とされた恵みを確信しよう。
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