1.会堂での教え(21〜28)
会堂でのイエス様の教えは、律法学者とは違って、まったく新しく、みずみずしく、権威を持って父のみこころを語られた。さらに汚れた霊に憑(つ)かれた人を癒(いや)された。教会は、出入りする人々が癒され、回復され、交わりに加えられ、再び社会に復帰する場でもある。
2.ペテロの家族の救い(29〜31)
イエス様がペテロの家に行くと、彼のしゅうとめを癒された。やがてペテロの妻も信者となり、夫と苦楽を共にし、主に仕えていった。ペテロの家庭がイエス
様によって救いとられていくきっかけがここから始まる。イエス様は、すべてを捨てることをお求めになるが、それに従った時、ペテロの家庭を主は救われた。
「私のため家、家族、財産を捨てるなら、それを何倍にしてでも返す。」主は今でも必ずそのお約束を守られる。
3.イエス様の祈りと宣教の姿(35〜39)
弟子たちは、イエス様の祈りの姿を見て、祈ることを覚えた。「ああ、イエス様はこんな風にして祈っておられた。」やがて、使徒の働きでは熱心に祈る姿に
変えられていった。イエス様はまた「さあ、別の村里へ行こう」と招かれた。教会は、そのお言葉に従って、福音を宣教してきた。イエス様の祈りの心、宣教の
心を、私たちの心とさせていただきたい。