2016年10月23日
 マルコの福音書 1章21〜39節
題目 「最初の伝道」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

1.会堂での教え(21〜28)
 会堂でのイエス様の教えは、律法学者とは違って、まったく新しく、みずみずしく、権威を持って父のみこころを語られた。さらに汚れた霊に憑(つ)かれた人を癒(いや)された。教会は、出入りする人々が癒され、回復され、交わりに加えられ、再び社会に復帰する場でもある。

2.ペテロの家族の救い(29〜31)
 イエス様がペテロの家に行くと、彼のしゅうとめを癒された。やがてペテロの妻も信者となり、夫と苦楽を共にし、主に仕えていった。ペテロの家庭がイエス 様によって救いとられていくきっかけがここから始まる。イエス様は、すべてを捨てることをお求めになるが、それに従った時、ペテロの家庭を主は救われた。 「私のため家、家族、財産を捨てるなら、それを何倍にしてでも返す。」主は今でも必ずそのお約束を守られる。

3.イエス様の祈りと宣教の姿(35〜39)
 弟子たちは、イエス様の祈りの姿を見て、祈ることを覚えた。「ああ、イエス様はこんな風にして祈っておられた。」やがて、使徒の働きでは熱心に祈る姿に 変えられていった。イエス様はまた「さあ、別の村里へ行こう」と招かれた。教会は、そのお言葉に従って、福音を宣教してきた。イエス様の祈りの心、宣教の 心を、私たちの心とさせていただきたい。
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