ヨハネは、第一と第二で強調した兄弟愛の教えを、第3の手紙では巡回伝道者をもてなす実践として勧めています。旅
人をもてなすことは、律法でも命じられています。アブラハムとロトは、旅人をもてなそうとして、神のみ使いをもてなしました(創18:1〜19:22)。
それはイエス様の教えでもあります。「わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し」(マタ25:35)パウロも、長老の資格として挙げています(第一テ
モ3:2、テト1:8)。また、クリスチャンが実践すべき教えです(へブ13:1〜2)。
1.愛と真理に歩むこととは、巡回伝道者をもてなすことによって証明されます。
2.それは神にふさわしいことであり、神の栄光を現し、神に喜ばれます。
3.彼らをもてなすことは、イエス様をもてなすことです。(マタ25:35)
4.それは福音宣教の同労者になることです。彼らの福音の実が結ばれるとき、彼らをもてなした者たちの労苦を、神は覚えておられます。