2016年5月29日
 マルコの福音書 1章35〜39節
題目 「デボーション」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

 イエス様は一日の始めに、いつも静かな所で、一人で父なる神との交わりを持っていました(35)。ですからイエス 様は、ご自分が何をすべきかをご存じでした(ヨハネ6:38−39)。まわりに流され、自分が何をしたらいいのかわからなくなったりする私たちですが、イ エス様は、まわりに流されずに、確信をもって、ご自分のなすべきことをなされました。イエス様はご自身の思いではなく、父なる神様のみこころを行われまし た。神のみこころを歩むことが、一番素晴らしい人生だからです。
 デボーションをすることによって、神が何を望んでおられるか、自分はどうしたらいいのかが、わかるようになります。あなたも神と親しく交わりを持ちなが ら、神様が与えて下っているあなたの歩むべき人生を歩みませんか?神様はあなたにデボーションを通してみこころを教え、祝福の道を歩ませてくださいます。
 デボーションの最初に、神様の御声を聴くために、神様のみ心がよく分かるように、祈るといいでしょう(詩編119:18)。聖書は私たちの相談相手であり(詩編119:24)、デボーションは喜びです(詩編119:97)。
 これから読む人は、福音書から読むといいでしょう。そして新約聖書を読んでから、旧約聖書を読んでみましょう。
 読んで心に留まるみことばがあったら、そこで立ち止まって黙想し、味わい、教えられたことをノートにメモするとよいでしょう。全部を理解しようとしなくてもいいので、その段階で教えられたこと、心に留まることを書くと整理できるでしょう。
 そして教えられたことを具体的にどうすればいいか祈ってください。自分に今できることを実行するようにしましょう。自分の思いでするとよりも、神の導き を求めるましょう。神に導かれ、みことばから教えられ示されたことを行うのです。教えられても行わなければ、みことばに従わなければ意味がありません。 「教えられた」というだけでは、10年たっても変わりません。
 みことばを行うなら必ず祝福されます(ヤコブ1:25)。 
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