2016年5月8日
 創世記 3章1〜9節
題目 「人類の母・エバ」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

1.エバのつまずき
・人類最初の女性、最初の妻、最初の母はエバ。人類全ては彼女の子孫。
・エバはサタンの誘惑に負け、神が禁じた木の実を食べてしまった。
・堕落の結果、神との関係、人との関係が失われた。
・回復の約束を主は与え、やがてキリストによって実現。
・エバへのさばきは産みの苦しみ=母親となることの様々な苦しみ。
・もうひとつは夫からの支配。強者が弱者を支配する人間関係となる。
・アダムへのさばきは土地へののろい=労働の苦しみ。
・エバの行為によって、全地が呪われてしまった。
・もう一つは死の始まり。しかし主を信じる者には永遠に生きる希望がある。

2.エバの子育て
・彼女はその後、神に再び立ち返った。「主によって」4:1
・我が子カインがもう一人の我が子アベルを殺す。
・カインは悔い改めず、主の前から去って(4:16)、神なき文明を築く。
・エバにもう一人の子セツが与えられる。創4:25は彼女の信仰告白。
・エバの信仰はセツの子孫に伝えられ、やがてキリストが誕生する。

3.私たちの母エバ
・なぜ、私たちは罪を持っているのかーエバとアダムの堕落のため。
・なぜ、救い主への信仰が伝えられたのかーエバとアダムの信仰のため。
・夫婦、親子といった、人間関係の破綻は主との関係が破綻したから。
・主との関係が回復されるとき、人間関係も回復に向かう。
・箴言1:7-8。父と共に母は、主を恐れることを子に伝える責任がある。
・教会の次の時代を担う子どもたちに主への信仰をしっかりバトンタッチすることは、私たち大人全員の責任である。
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