2016年3月20日
 ヨハネの黙示録 21章27節
題目 「小羊のいのちの書」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

 多くの人は、自分は死ねば天国へ行くと信じている。しかし、キリストはマタイ7:13-14でそれをはっきり否定 している。人間は到底天国に入れないほどの罪を持っているという事実を見過ごしている。私たちは罪人なので、そのままでは神の御許に行くことが絶対できな い。キリストは、ほとんどの人が天国に行けないと断言しており、キリストは誰よりも地獄について多く語っている。マタ10:28、13:40-42、49 -50

 ルカ16:19-31の中で、よこしまな者たちは、地獄でひどい苦しみを受ける、と教えている。しかも意識ははっきりとしていて、欲望も記憶も理性も保たれていて、救いを懇願しているが与えられない。苦痛は取り去られず、希望も終わることを警告している。

 黙示録21:27には、都(新しいエルサレム=天国)には「子羊のいのちの書に名が書いてあるものだけが、入ることができる。」と記されている。

 神の赦しと救いは、自動的に与えられるのではない。赦されたいなら、自分の罪を神の前で認め、悔い改め、キリストの救いにすがり、キリストの十字架の赦 しを信じ、その死とよみがえりを信じ受け入れることがどうしても必要である。赦しは罪の告白によってのみ成り立つ。(第一ヨハネ1:9)

 キリストは、私たちのいない天国で生きるよりも、私たちの身代わりとなって地獄へ行く決心をされた。キリストが望んでおられることは、私たちが地獄に行かないことである。第一ペテ3:9

 子羊の婚宴(黙19:9)への招きに、あなたはもう「はい」とはっきり返事をしただろうか?
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