2016年3月6日
 ヨハネの黙示録 21章1〜8節
題目 「新しい天と新しい地」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

 新しいエルサレムは、宇宙の彼方の天国にとどまっているのではなく、地上に降りてくる。この天の都は、全てのクリ スチャンが住む場所であり、キリストが天に行かれて準備されたのはこの場所である(ヨハネ14:1-3)。救われた者はそこで復活の体を与えられて永遠に 過ごすことになる。新しい地は天国となる。未来の天国は、キリストの再臨の後、地上と一つにされる。
 「神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、」(21:2)
 神が住まわれるところ、そここそ天国に他ならない。つまり、新しい地は新しい天国へと変わる。
 「私たちはその人のところに来て、その人と共に住みます。」(ヨハネ14:23)
 三位一体の神ご自身が、私たちのところに来て幕屋を定め、住んで下さる。私たちを天高く、神の住まいに来させるのではなく、私たちが住むために造られた地上に、神が降りて来られて私たちと共に住まわれる。これが神のご計画である。
 罪に呪われる以前の神が造られたこの地は「非常に良かった」(創1:31)のであり、神は地を「歩き回られ」(創3:8)ておられたので、天国と地上は 一つであったといえる。現在の不一致は、罪の呪いのためであり、罪が完全に贖われれば、天と地は再び完全に一致する。これらは、あらかじめおたてになった 神の御旨である。(エペソ1:10、イザヤ65:17-19、25)
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