2015年11月29日
 エペソ人への手紙 6章1〜4節
題目 「キリスト者の家庭・親子」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

1.子の義務:主にあって両親に従う
 主のみ心に反することでなければ、子は従順に父母に従わなければならない。信仰的理由で両親の言うことに従えない場合はある。しかしどのような状況で あっても、子は必ず両親を敬わなければならない。神が父母に権威を与えたので、その権威を認め、心から尊敬する態度を持たなければならない。

2.親の義務:子を怒らせない
 親は傷として残るような怒りを生み出す状況を作り出してはいけない。子を自分の所有物であるかのように扱ったり、非人格的な態度で接する時、子の内に怒りが育つことがある。ただし、正当な叱責まで放棄することではない。

3.親の義務:神のみことばを教える
 主の教育と訓戒、つまり神のことばを教えなければならない。子に対する信仰教育は、信仰者の親が神から与えられた第一の義務である。親は、神のみことばを教えることを最優先すべきである。家庭は最も基本的で理想的な信仰訓練の場である。
 子供にみことばを示す前に、親自身がみことばに従った生活を示し、みことばと生活の一致を示すことが大切である。しかし、親も弱い存在であること、みこ とばに従えない時にその事を認め、悔い改めて主に立ち返る姿を子に見せることが、神の愛と赦しの恵みを子供に実感させる信仰教育である。
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