2015年11月15日
 マタイの福音書 12章40節
題目 「魚のおなかに三日間」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

1.逃げるヨナ
 ある日、神様はヨナに言いました。「ニネベの町に行っておくれ。悪いことをやめるように伝えてほしいんだ。そうしたら、私は彼らをほろぼさないで、ゆる してあげようと思っている。」しかしヨナは、「いやだ。ニネベなんてほろぼされればいいんだ。」と思いました。「こうなったらにげてやる。」
 ヨナは、神様からにげて、ニネベと反対の方に行く船に乗りこみました。

2.魚に飲まれるヨナ
 ところが、ヨナの乗った船は嵐にあって沈みそうになりました。この嵐は、自分のせいだとわかっていたヨナは、「私を海にほうり込みなさい。そうすれば、嵐は静かになるから。」
船に乗っていた人たちは、仕方なくヨナを海に投げ入れました。すると嵐は、ピタリとやみました。

3.祈るヨナ
 海に投げ込まれたヨナは、息ができずに死にそうになったその時、大きな魚がやってきて、ヨナをパクッと飲み込みました。神様はヨナをちゃんと守ってくれ ました。それからヨナは3日間、魚のおなかの中でお祈りしました。「神様、ごめんなさい。私が間違っていました。あなたに従います。」
 それから神様は、魚にヨナを陸で吐き出させました。ヨナはそれから神様の命令からにげませんでした。ニネベにまっすぐ向かいました。
このウィンドウを 閉じる