12弟子たちは、誰が一番イエス様に認められているか、イエス様の後継者にふさわしいか、一番偉いか、そんな争いをしていた。しかし神の国では、「偉い人」に関する価値観が正反対である。神の国の指導者は、へりくだって、人に心から仕える者である。（26）
　主イエスは、神でありながら人となられ、弟子たちの足を洗われ、罪人として十字架に死なれ、奉仕者の仕える模範を示された。「治める人」（牧師、長老、執事、そのほかの教会リーダー）はすべて、イエス様を模範とする「仕える人」でなければならない。（26）
　奉仕者の「つぶやき」は、教会の徳を建てず、神の栄光を表さない。私たちの口から出る言葉と奉仕はすべて、神にのみ栄光をお帰しするものでなければならない。（第一ペテ4：8-11）

　教会の奉仕者はすべて、以下の聖書の約束を信じなければならない。
１．奉仕とは、自分を低くすることである。やがて神が高くしてくださる。（マタイ23：12、ヤコブ4：6,10）
２．奉仕のわざは、神の報いから決して漏れることはない。（マタイ10：42）
３．与えるなら、与えられる。奉仕は犠牲ではなく祝福である。（ルカ6：38）
４．奉仕は、天における驚くべき祝福、いのちの冠をもたらす。（黙示2：10）