2015年8月16日
 ヨハネの福音書 6章37〜40節
題目 「永遠のいのちの祝福」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

 「しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」(創世記2:17)

 最初の人アダムは「必ず死ぬ」との警告を無視して神の命令を破って罪を犯しました。「そういうわけで、ちょうどひとりの人によって罪が世界に入り、罪に よって死が入り、こうして死が全人類に広がったのと同様に、ーーそれというのも全人類が罪を犯したからです。」(ローマ5:12)
アダムの罪の結果、人類に 「死が入り」、私たち人間はすべて死ぬべき存在となりました。

 私たち人間すべてを支配している「死」とは、第1に「肉体の死」を表します。第2に「霊的死」を表し、いのちと光の源である神から離れ、罪と闇 の中にいる状態です。第3は「永遠の死」です。キリストを拒み続けるとき、もはや悔い改めて神に立ち返る機会を失ってしまった、恐るべき状態で、聖書はこ れを「第二の死」 (黙示録2:11、20:6、14、21:8)と言っています。これは「永遠の命」と正反対であり、取り返しのつかない絶望的な死です。しかし、主イエ スを信じ、主にたよる者は、新しいいのち、永遠のいのちに生かされます。主と共に生きるいのちによみがえり、永遠に主と共に生きるのです。
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