2015年4月19日
 ローマ人への手紙 16章3〜6節
題目 「聖徒たちへ」
高橋 善樹 先生

説教(奨励)要旨

 使徒パウロ自身の信仰とその世界伝道の使命を良く理解し、支えた一組の夫婦。アクラとプリスカの歩みから、信徒として教会に仕える生き方を教えられたいと思います。
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1.アクラとプリスカについて、また、この2人とパウロとの関わりについて覚えておきましょう。
 アクラとプリスカについては、パウロの手紙と使徒の働きの中に6度出て来ます。2人は、少なからず転居をしています。
 ローマ(使徒18:1〜2)ー>コリント(パウロとの出会い。使徒18:1〜2)ー>エペソ(パウロとともに。使徒18:24〜26)ー>ローマ(一時 期。パウロのローマ教会への手紙を受け取る。16:3〜5)ー>エペソ(第二テモテ4:9)。ー>その後については分かっていません。

2.アクラとプリスカの歩みから、信徒として教会に仕える生き方について2つのことを教えられたいのです。
 (1)この2人は、パウロを聖なる使徒(神に選び別たれ、神から遣わされた働き人)として受け入れ、大切にし、支え、仕えたことです。とくに、パウロが 「福音の真理」(ガラテャ2:5)を啓示された使徒であることを覚えて”自分のいのちの危険を冒して、パウロのいのちを守ったのです”」(ローマ16:4 参照)。
   「福音の真理」は、パウロの伝道の働き(「使徒の働き」)と手紙によって明らかにされて、教会が継承し、異邦人も福音に生きています。
   私たちもアクラとプリスカに感謝したいのです。
 (2)アクラとプリスカは、パウロの教えた福音を正しく、良く理解し教会に仕えたことを覚えたいのです。
   その片鱗を使徒18:24〜26に見ることができます。この2人は、聖書に通じ、イエス様を正確に語り、教えていたアポロという伝道者に神様が人を 救われる道(バプテスマのヨハネ<悔い改めのバプテスマ>をへて、イエス様による聖霊のバプテスマに至る道)をもっと正確に説明しています。私たちも倣う 者でありたいのです。
<結び>
第一コリント16:19。
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