「人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢幻の如くなり ひとたび生を得て 滅せぬもののあるべきか」 信長
「露と落ち 露と消えにし わが身かな 浪速のことは 夢のまた夢」 秀吉
「うつしよの 泪かひそと 渓蛍」 遭難した息子の父
「往く先の 知れぬ旅路や 衣替え」 足尾町の名士
「我らの国籍は 天にあり」 パウロ
いくつかの辞世の句を記しましたが、やがてすべての人は死んでゆきます。偉大な実績も、地位も名誉も、お金も財産も、家族、愛するもの、それらすべてを一切置いて、私たちもこの地上を去らなければなりません。
今、私たちが生きているこの世は一時的であり、死んでから行く天の国、創造主の国こそ永遠に続くのです。私たちは、先祖に感謝すると共に、先祖を与えてくださった創造主に感謝するのです。
パウロの辞世の句は、勝利のことばです。創造主がこの世に送ってくださった救い主キリストを信じるなら、たとえ死んでも天国に行って永遠に生き続けることができる。永遠の命が与えられると、聖書は約束しています。