1.変わりたい願望とそれがかなわぬ失意との狭間に惑う人生。
人は自分の力で新しく生まれ変わるのだろうか。
2.聖書が示す「新しさ」への道は(17節)。
「造られるもの」であり、その「すべては神から出るもの」(18節)。
神の示す新しさの実例。創造の初めこそが新しさの極みであった。
3.しかし、なぜ、人は古くなっていくのか。
人の過ちが初めの状態より落ちた。以来、新鮮さを失って行く時を刻む。
徳を失い野獣化する歴史が「古びる」ことの意味。古びは滅びに通ず。
こうして、最初にあった永遠の命の輝きを失い新しさを失った。
4.しかし、神は人々を滅びるままにされたかー永遠の新しさの回復の道
人の罪の嘆きを聞かれた。御子イエスを遣わされた。人の罪を背負わせた。
御子は罪のない人として私たちを罪の滅びより解放してくださった。
5.キリストを受け入れた者はどうなるのか。全てが新しくなりました。
キリストと一体となり、キリストと共に死んだものとされ、キリストと共に甦って霊魂は全き新しきものとされる。
キリストと一体とされた者たちはキリストの身体とされ聖霊の宿る宮とされる。
6.それではどう生きるのか(18−21節)。
創造時の新鮮な交わりの回復に生きる。
真の和解者として生きるものとされている。
互いの責め合いではなく、愛の橋渡しとなる。和解者とはー平和を生み出す人。
永遠の命の関係=常に新鮮な関係。聖霊が溢れ流れ出る泉となり他者を潤す。
目的に向かって、赦し合い助け合う歩みを進めている。
7.なぜ、そうするのか(20−21節)。
愛の使者とされているから 神の聖なる意志がそうさせるので私にもできる。
神の懇願によるから 神は私たちを通して懇願しておられる、、、。
主の願いであり命令だから 愛の勧めをどうして避ける?
神の義となるため キリストの義が私によって現れるから。
あなたも新しく造られた人だから 愛し合い従い合う真の関係こそ義の姿。
見よ。すべてが新しくなりました(17節)。