2014年6月22日
 ヨハネの福音書14章8〜10節
題目 「私の内に生きて働かれる主」
高桑 照雄 牧師

説教(奨励)要旨

 主はイスラエルを救うため、モーセを荒野に追いやった。つらい状況に置かれた時そこには主のご計画がある。荒野の 経験は主のご訓練である。モーセの羊飼いとしての能力のシンボルとしての杖を「投げ捨てよ。」と主は命じた。それまでの「モーセの杖」は「神の杖」(出 4:20)となった。それから、モーセを通して主が力ある奇跡をなされ続けた。

 かつてペテロは自分の力を過信し、主を3度も裏切った。しかし足の不自由な人を治した時には、自分の力ではなく、イエス様の力であることを証しした(使 徒3:12、16)。パウロは「イエス様という宝を、パウロというみすぼらしい土の器に入れている。この力は、私ではなく主のものだ。」と告白した。(第 二コリ4:7)

 イエス様は自分の力では何もなさらなかった。「私でなく、私の内にいる父がご自分の業をしておられる」(ヨハネ14:8-10)、「自分からは何事も行 うことができません」(ヨハネ5:19、30)と言われた。私たちもイエス様に留まっていなければ、何もすることができない。イエス様に結びつき、私たち の内にイエス様に生きていただき、イエス様に働いていただこう(ヨハネ15:4-5)。
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