2013年5月26日
詩編17篇8節
題目 「御翼の陰に」
加藤正之牧師

説教(奨励)要旨

(今日の聖句)「私を、ひとみのように見守り、御翼の陰に私をかくまってください」

1.前回のテーマはダビデの言葉「人の子とは何者か」
 このテーマは「世界と私は何処から来て、何であり、何処へ行くのか」の問いかけと同じこと。しかし、この世界の創造者を知らない者はこの質問に答えられない。

2.「ひとみのように守られる神の愛」に気づかないのが問題
 畏怖(いふ)のために神からの逃走を図る。神否定に走るか、他の神々を作る。人は自分が知り得た知識に従ってしか理解できない。人の経験を超える超越した世界を知らない。超越者からの働きが必要。

3.「御翼の陰に私をかくまってください」
 罪の裁きからの逃走時代は去った。結局、人類は逃げ場のないガラス細工の隠れ場に蹲(うず くま)るだけか。蹲(うずくま)るアダムの姿を知っているか。浅間山荘事件は始まりか終わりか。無限世界からの便りを探せ。自然に歴史にそしてあの本の中 に。神の現実の関わりを見つめ恐れ慄(おのの)け。叫べ祈れ。究極の願いを献げよ。終わりの日は近い。御翼の陰こそ我らの保証。超越者からの導きを仰げ。

<結び>
 ああ。お前よ思いあがるな。キリストの者たちよ神を恐れよ。自分の解釈による偶像礼拝を離れよ。神が解釈している言葉に従え。謙虚、へりくだり、神の真の愛に浸れ。神の愛を見つめて心と霊の。
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