2013年4月14日
ローマ人への手紙12章1-2節
題目 「生活即礼拝」
高橋善樹先生

説教(奨励)要旨

 パウロは、この手紙の11章までで、義なる神は、ひとり子イエス様を信じることによってだけ人を救われるという” パウロによる福音書”を語ります。12章からは、救われた者が、この世をどう生きるべきかを勧めます。勧め全体の基本は、12:1-2.まことの礼拝に生 き方が整えられることです。

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1.礼拝を生活の只中で、生活をもってささげることの大切さ。
 教会でささげる礼拝は、むしろ特殊な礼拝のあり方です。家庭、職場、地域の生活の只中で、イエス様にある生活を持って神様を喜び、感謝し、讃えることもまた大切な礼拝であることを覚えたいと思います。

2.十字架へのイエス様に倣(なら)う者でありたいのです。
 イエス様は、ご自分の願いではなく、父なる神様のみこころを受け入れ、十字架で全身全霊をささげ、ゆだね切られました(マルコ14:36)。ここに人の 子のまことの礼拝の姿があります。私たちは、このイエス様信じて、霊的な礼拝(1節b)をささげることが出来、この礼拝によって信仰と生活がみこころへと 整えられていることを覚えたいと思います。

3.教会を生活の只中に迎え入れることを実践したいのです。
 私たちの教会の「週報」を大切に尊く用いることは、教会を生活の只中に受け入れることであり、生活による礼拝につながらないでしょうか。「週報」は、”ことばの教会”であることを心に留めたいのです。

<結び>
 生活を通して自分を十字架し、イエス様に生きることが、礼拝(神様に仕える)であることを日々覚えてまいりましょう(ルカ9:23-24)。
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