2012年12月9日
ルカの福音書1章26〜38節
題目 「神の愛は人となって」
加藤正之牧師

説教(奨励)要旨

 人生には困難がつきもの。しかし、暗闇の人生の根底に神の救いの意志が流れていることを知る人は幸いです。それは 哲学者が想像する意志ではなく、神の霊の活動がもたらせるものです。その例を聖書の事実から観察し霊的真相に対して心の眼が開かれる体験の機会となれば幸 いです。

<聖書の事実と説明>
1:26)イスラエルの困難な時代 ヘロデ王とローマの支配下にあった。

  27)ダビデの家系で大工ヨセフのいいなずけのマリヤに御使いが遣わされた。救い主がこの時代に来られるとは考えられていなかった。(マタイ2:2)
    後のイエスの時の活動は「死の谷間の人々に光が上がった。」と表現。(マタイ4:16)
    神は忘れていなかった。

28〜34)マリヤの戸惑い
    天使の御告げに苦しむ。心の中で疑問と答えの反復。
    34)御使いに「どうしてそんなことになるのか」と投げ返すほどに

35〜38)天使の説得に「主のはしためです。おことばどおりになるように」と従った。

<ここからの教え>
 (1)突然のように、人生の転機が来る。人はだれも知らない。
 (2)御使いが告げる言葉は約束された神の救いの計画です。自分の考えで生きても困難は避けられない。無意味に人生に死ぬより、「神の愛の人生に生きよ。」です。
 (3)地上のダビデの系図を超える神の御業。聖霊が宿り人を着て、神の意志を成し遂げさせている!
    人の自由意志に問いかけつつ、御言葉を追いかけ続ける人に成し遂げさせている。
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