2012年10月28日
マタイの福音書6章12節
題目 「ごめんなさい、と言える強さ」
井本祐介伝道師

説教(奨励)要旨

 私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。(マタイの福音書6章12節)

1.赦された
 神と人とを隔てる全ての罪を赦すため、キリストが全ての罪を十字架で引き受けた。私たちは、罪を赦されて、神の子として、父なる神のもとへと帰った。

「神は・・・私たちのすべての罪を赦し、いろいろな定めのために私たちに不利な、いや、私たちを責め立てている債務証書を無効にされたからです。神はこの証書を取りのけ、十字架に釘づけにされました。」(コロサイ人への手紙2章13〜14節)

2.赦してください
 罪は人を神から引き離し、神の子であることを疑わせ、忘れさせる。私たちは日々、神に罪を告白し、神が私たちを愛していること、自分が神の子であることを確信する。

「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」(ヘブル人への手紙13章5節)

「ダビデはナタンに言った。『私は主に対して罪を犯した。』ナタンはダビデに言った。『主もまた、あなたの罪を見過ごしてくださった。あなたは死なない。』」(サムエル記12章13節)

「もし、罪はないと言うなら、私たちは自分を欺いており、真理は私たちのうちにありません。もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」(ヨハネの手紙第一1章8〜9節)

3.赦します
 赦すことと赦されることは、深く結びついている。神の子は、人を祝福する。(その人が神の子となる、神の子にふさわしく変えられる)という、大切な役目がある。

「もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。しかし、人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの罪をお赦しになりません。」(マタイの福音書6章14〜15節)
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