2012年9月30日
マタイの福音書6章11節
題目 「明日の心配に生きないで」
井本祐介伝道師

説教(奨励)要旨

1.感謝の心(父への呼びかけ:9節前半)
 主の祈りは順番が大切。神は十字架によって私たちを赦し、神の子としてくださった。だから私たちは、父なる神を愛し、第一とする。食べ物や幸せのためではない。

15:13 それから、幾日もたたぬうちに、弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。そして、そこで放蕩して湯水のように財産を使ってしまっ た。 15:14 何もかも使い果たしたあとで、その国に大ききんが起こり、彼は食べるものにも困り始めた。・・・15:17 しかし、我に返ったとき彼 は、こ う言った。「父のところには、パンのあり余っている雇い人が大ぜいいるではないか。それなのに、私はここで、飢え死にしそうだ。・・・15:20 こうし て彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かったのに、父は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけし た。(ルカの福音書15章)

2.礼拝の心(神に関する祈り:9節後半〜10節)
 礼拝とは、神に自らをささげること。傷だらけであっても、欠けだらけであっても、神は私たちの心を喜び、受け入れてくださる。そして良い目的のために用いてくださる。

「あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。」(ローマ12章1〜2節)

「受けるよりも与えるほうが幸いである。」(使徒20章35節)

3.信頼の心(自分に関する祈り:11節〜)
 私たちはすでに永遠の命と天国を得ている。そして、必要なものも与えるとの約束がある.だから、安心できる、必要なもので満足できる。明日への不安に生きなくてもいい。

「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。」(マタイの福音書6章33〜34節)
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