1.感謝の心(父への呼びかけ:9節前半)
主の祈りは順番が大切。神は十字架によって私たちを赦し、神の子としてくださった。だから私たちは、父なる神を愛し、第一とする。食べ物や幸せのためではない。
15:13 それから、幾日もたたぬうちに、弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。そして、そこで放蕩して湯水のように財産を使ってしまっ
た。 15:14 何もかも使い果たしたあとで、その国に大ききんが起こり、彼は食べるものにも困り始めた。・・・15:17 しかし、我に返ったとき彼
は、こ
う言った。「父のところには、パンのあり余っている雇い人が大ぜいいるではないか。それなのに、私はここで、飢え死にしそうだ。・・・15:20 こうし
て彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。ところが、まだ家までは遠かったのに、父は彼を見つけ、かわいそうに思い、走り寄って彼を抱き、口づけし
た。(ルカの福音書15章)
2.礼拝の心(神に関する祈り:9節後半〜10節)
礼拝とは、神に自らをささげること。傷だらけであっても、欠けだらけであっても、神は私たちの心を喜び、受け入れてくださる。そして良い目的のために用いてくださる。
「あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。」(ローマ12章1〜2節)
「受けるよりも与えるほうが幸いである。」(使徒20章35節)
3.信頼の心(自分に関する祈り:11節〜)
私たちはすでに永遠の命と天国を得ている。そして、必要なものも与えるとの約束がある.だから、安心できる、必要なもので満足できる。明日への不安に生きなくてもいい。
「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。」(マタイの福音書6章33〜34節)