2012年9月16日
使徒の働き 5章1〜11節
題目 「神の家か戦場か」
加藤正之牧師

説教(奨励)要旨

<序>
 復活して40日の後、主は天に昇り、聖霊が家々を響かせて下り弟子たちに臨んだ時、何千と言う人々がキリストを信じて群れをなし、愛の交わりを実践していた。

<聖書の事実>
 このような中でアナニヤは夫妻も示し合わせて地所を売った代金の一部を全てと偽って弟子の前に置いた。これをペテロは神を欺く行為として裁きを宣言した。すると、彼は倒れ息絶えた。後から来たその妻も偽り、同様に倒れ死んだ。

<説明と教え>
3節 彼らの死は「サタンに心を」明け渡して神を欺いた結果であった。当時の群れの状況は地所を売ってでも献げたくなるほどの初々しい相互愛に満ちた雰囲 気と勢いがあった。仲間になりたいと思うのは自然であった。が、実行は容易ではない。神が生みだす群れは純粋な動機が求められる。悪は心の僅かな隙間に 入って、急に「惜しい」との思いを侵入させ、全存在を支配する!人生は真剣に祈り合う必要あり。

<神はどうして、こんなひどい裁きをするのか> 以下その理由
1.罪の重大性 神を盗む二重の罪。僅かな額を盗んで偉大な神の目を侮った。
 神のものとなった残りの多額な代金を尊敬と名声とを引き換えにして盗む罪。

2.ユダヤ主義で傷ついた母胎から新生する赤子のような教会を守るのは当然。
 教会のゆりかご時代にこそサタンは襲う。対抗手段は十戒の真の理解•山上の説教。

3.主から「サタンよ退け」と叱責されたペテロ自身が戦いを引き継ぐ(マタイ16:22〜23)
 ヨシュアも宿営の中で戦の声を聞いた。(出エジプト32:17)アカンの罪(ヨシュア記7)
彼らは神の幼い民を異教の中で生まれ育った背景から清め守るために任命された。見栄や虚栄のパンを餌に聖徒を食い物にするサタンから守るために共に戦う!
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