2012年8月19日
使徒の働き 4章1〜31節
題目 「キリストにつく祝福」
加藤正之牧師

説教(奨励)要旨


 先週の記事は足萎えの癒しが、人の友情や信仰の強さなどの記録ではない。
神の「救いと終末」に向かう「神の計画」が教会によって全世界に展開されて行く時代に入ったことを告げる記録。歴史の神の計画を読み取り、人間の感情的見解に惑うな。

4節1〜31節
 時代は正しい神の裁きが待つ終末に進んでいます。キリストが天に上げられても天の軍勢が一気に地上の神への敵対勢力を絶滅しません。聖霊が来臨され信じる者をキリストの下に集めてキリストの身体・教会として戦わせる。

1〜22節 戦いの火ぶたは切られた。
 1〜3:  世の勢力・祭司長やサドカイ派の復活否定派ペテロ、ヨハネ一行を留置場に監禁。
 5〜7:  御子を殺害した勢力による尋問。
 8〜12: 「人が救われるべき名」このキリスト以外にないと論証するペテロの確信。
 13〜18:長老達は弟子達による業を否定できずイエスの名で語るなと禁じるだけであった。
 19〜22:ペテロの「神に従う他に道なし」の反論にも罰せられずに釈放される弟子達。

23〜31節 勝利の祈りと聖霊の応答。
 23:ペテロとヨハネの報告。

 24〜30節 これを聞いた仲間達の感動と心を一つにする祈り。
  24〜28:昔からの聖霊が預言していた通り、歴史は展開した。
        祈りの内容は「この世の王たちと民の指導者達がイエスを殺すとの預言は成就した。
  30:大胆な祈り。神よイエスの御名によってしるしと不思議を行わせて下さい。
  31:聖霊の応答と大胆なキリスト者達の宣教。

結論
 歴史を聖書の視点で読め。実国の公的大使としての特権。神のために戦う霊的勢力の側にあることこそ真の平安に与る。無駄のない人生。
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