2012年8月5日
使徒の働き4章32-37節
題目 「重荷を分かち合う」
加藤正之牧師

説教(奨励)要旨

1.「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」とは徳川家康の言葉とか。
 主イエスは「疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。」と言う。聖書に人生の重荷を解放された人達の実例を見てみよう。

2.32節「信じた」注ぎ込むものへの解放 エゴと古い解釈から解放されている。
 「心と思いを一つに」魂と心の解放。仲間同士。差別、警戒心、敵意からの解放。

3.33節「神の恵み」自分達が殺したイエスは復活された!これは心の痛みの解放だ!
 卑しい自分を受入れられた神の愛、神の家族、神の所有とされた感動が意志となる。

4.実践の人へと解放
 32節 群れの形成 烏合の衆ではなく目的を持って集まる。神をあがめ愛を実践する仲間。
 34節「乏しい者がいない」貧しさからの解放。人の利益の対象としない。地所や家まで売って代金を必要に応じて分け与えた。それは、神のもの。公的意識。分かち合いの精神。

5.罪の意識の共有と救済の道 自己保存や自己弁護からの解放
 (3:15)誰もがいのちの君を殺した。人類はその責めを負っている。これが重荷だ。
 無神論者一般の立場 アルベールカミュのシジフォス神話 永遠の首かせ。現実の美化。
 仏教は本質的に無神論 自然の法則達観心理学。
 罪の重荷からの解放がある。神に対する負い目からの解放。(2:37)罪からの責めを負い、どうすべきかと戸惑う。(3:19)キリストにある救い1の2行目をもう一度。
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