2012年7月22日
出エジプト記20章1-2節
題目 「平安はどこ」
加藤正之牧師

説教(奨励)要旨

1.誰もが心の平安を望みます。平安とは何か。「争いのない状態」と云われる
 先週の「使徒の働き」の初代教会には平和な交わりの姿があった。

2.出エジプト記20章は人々の間に平和をもたらす大原則が示されている。
 (1節)神はこれらの全てを告げた。これらとは20ー23章全体を示す。
 (2節)わたしはあなたをエジプトの奴隷の家から連れ出したあなたの神、主である。

3.以上が示すこと。
 (1)エジプトでこの民族は恐怖政治下の奴隷状態の闇と体験。
 (2)誰が彼らに解決を与えたか。青年モーセの解決策は失敗して逃亡するのみ。
 (3)3節 神は闇にさ迷う民族を「わたし、あなた」の人格的関係に入れようとする。
 (4)神の創造の「目的と存在意味」に触れられるしか平安を取り戻す道はない。

4.上記からの教え
 争いは、神を見失い、本来の行動基準を失った人々の、自分勝手な目的に立つ基準と基準の衝突に他ならない。そこに全てを知る神の言葉が降る(ペンテコステ)。聖書は神との関係回復と、人の本来的姿と共通の目的とを取り戻すべき道を示す。
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