テーマ:父である神に祈ることのできる幸せ
1.天にいますわたしたちの父(9節)
子である神イエス・キリストの十字架の死により、人は全ての罪を赦され、父なる神の元へ帰り、神の子どもとされた。主の祈りは、神の子とされた者の祈り。
「あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。」(ガラテヤ人への手紙3章26節)
「あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、だれが石を与えるでしょう。また、子が魚を下さいと言うのに、だれが蛇を与えるでしょ
う。・・・・とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。」(マタイの福音
書7章9〜11節)
2.隠れたところで見ておられる父(6節)
祈りは人に聞かせるのではなく、父である神に向けられたもの。主の祈りは自分で自分を幸せにすることから自由にされ、神からの報いを期待する人の祈り。
「小さな群れよ。恐れることはありません。あなたがたの父である神は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。」(ルカの福音書12章32節)
3.わたしたちの必要なものを知っておられる父(8節)
買い物リストのように、自分の都合を並べ上げるのではない。主の祈りは、わたしたちの欲しいものではなく、わたしたちに本当に必要なものを求める祈り。
「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。」(第1ヨハネ5章14節)