2012年4月1日
ヨハネの福音書12章1〜11節
題目 「愛の輝く日」
加藤正之牧師

説教(奨励)要旨

<光のテーマを追って>人を「新しく輝かせる光とは何か」を追いかけています。
 イエスは「わたしは世の光」ですと言われた(ヨハネ1:9、8:12、9:5)この方に従う者は「いのちの光を持つ」と約束(ヨハネ8:12後半)。受け入れない者は闇に留まる(同12:46)

<輝いて生きているかの例>イスカリオテのユダの輝きはどんな輝きであったか。
 高価な香油を主に注いだマリヤの行為を明解に裁いた。お金を預かる財務として判断はさすが。逆に「わたしの葬り日のための配慮だ」とのイエスの説明の方 が理解されにくい。解釈の対立。動機が問われる。ユダの場合、自分の不正の言い訳が動機。主の場合、神の救いの計画が動機。

<それ以降の二人の歩み>ユダの場合:自分の住まいが判らない。永遠の闇が住まい(ヨハネ13:35)。サタンに心を売る。サタンの奴隷(ヨハネ13: 2,21)。主はユダの裏切りを早くから知り(同6:64)、ユダを「悪魔の子」と言い、彼の霊的素性を知っていた(同6:70、71)。最後の晩餐の席 上でユダに決別を告げる(同13:27)。ユダは主を引き渡す(同18:3、5)。イエスの場合:以下に記す。

<最高の輝き>主の死の決意と栄光の道が地に落ちて実を結ぶ麦に譬えに示された。(12:23ー25,46)
 世を去るのは天に信仰者たちの住まいを用意するためと言う(14:1ー3)。闇が世を覆う時が迫る中で(18:2、3)、イエスは祈る「栄光に輝かせて下さい」と(17:1ー5)。特に5節、エペ1:4、5。

19章イエスに対するあらゆる辱めと嘲笑を受け「完了した」との言を最後に息を引き取られた。ここに愛の極みがあり、神の愛の意味が燦然と輝いていた。これ だ、これが神の栄光の輝き!何の努力も条件も無い。無償の赦しの愛が無限に流れている。どんな罪人にも流れて来る。主は闇の中で最高の愛の輝きを示され る。あなたの住まいもこれによって天に用意されている!

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