2012年3月25日
ルカの福音書22章31〜34節
題目 「たとえ地が揺らいでも」
井本祐介伝道師

説教(奨励)要旨

テーマ:たとえ人生の土台が揺るがされても、私たちにはなお希望がある。

1.苦しみの現実:「あなたは三度、わたしを知らないと言います。」
 人は倒れ、人生の土台は揺るがされる。家族、仲間、仕事、財産、地位、健康、理性は手放す時が来る。唯一揺るがないのは、天の御国のみ。
「草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。」イザヤ書40章8節
「こういうわけで、私たちは揺り動かされない御国を受けているのですから、感謝しようではありませんか。」ヘブル人への手紙12章28節

2.苦しみの中の希望:「あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。」
 私たちが、倒れる先に、主イエスの祈りがある。自分を裏切るペテロのためにさえ祈る愛が、私たちにも向けられ、もう一度立ち上がらせ、天へと迎え入れてくださる。
「イエスは三度ペテロに言われた。『ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛しますか。』」ヨハネの福音書21章37節

3.苦しみの意味:「だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」
 苦しみや喪失に意味があるなら、苦しみを通して生かされていたとするなら、それは同じように痛みや悲しみの中にある人を励まし、支え、慰め、愛するため。
「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。」第2コリント1章4節

このウィンドウを 閉じる