2012年3月4日
ヨハネ福音書 7章37〜39a節
題目 「心から流れ出る光」
加藤正之牧師

説教(奨励)要旨

 新しいものは輝いている。いつも新しくありたいならば輝きを持つこと。輝くためにはどうするか。「川あり」と聖書 は言う。天の御座から流れ出る「いのちの輝く川」(ヨハネ黙示22:1,2)がそれだ。また、その川は聖霊の流れであった。主は言われますヨハネ7: 37,38
 「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」
<だれでも渇くなら>誰もが渇く人の普遍的な「渇き」に触れながら、それは38節の「奥底」の二文字に共鳴する。奥深い暗い底に掘り下げて識る本質的人の心の渇きがある。キリストの「もと」に来て初めて癒される霊的問題を知る。

 キリストの「もと」から流れる水とは何か、それは「心の奥底」から浸み出す。39節の「御霊」と限定されている。「人は誰でも聖霊によらなければ新しく 生まれ変わることはできない。」(ヨハネ3:3、5)と「聖書が言っているように」すなわち聖書の理解によれば、人の渇きは「人の生まれ変わり」まで要求 する人の本質的な問題。もはや「馬鹿につける薬はない」と断言されていた。なまじの方法や一時凌ぎの哲学や宗教や心理学では解決できない。
 進藤先生に「新生」をもたらしたのは神のみ言葉から流れる聖霊の力に他ならない。

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