2012年02月12日
ヨハネの黙示録22章1〜5節
題目 「光る命の川へ」
加藤正之牧師

説教(奨励)要旨

輝いて生きるキリスト者の生き方に「新しい道」を示される。

 <輝くために>ピリピ2:16で「いのちの言葉をしっかり握って、世の光」となることが示された。主はすでに「あなたがたは、世の光です。」と断言された。「ならば光ることができる」だけでなく、すでに「輝いている」のです。(マタイ5:14)

 しかし、闇をもたらせる悪からの挑戦を受け続ける人生は容易ではありません。主イエスも人の救いのために命を明け渡す戦いを体験しました。しかし、神はこれに報いてこの方の死を復活に変え永遠の命に輝かせたのです。

 ヨハネが見た全ての神による審判が終えた天の都の大通りの中央に流れる川、それは、神と小羊の御座から流れでた水晶のように光る命の川であったと云う。

 「川がある」(詩46:1)と苦の人生の向こうに見た川とはこれであった。神の言葉に託された民族であるが故に体験した砂漠の人生の中で仰いだ天の流れ は水晶のように輝いていた。ある時はバビロンの捕囚の川で、遠くシオンの国を声なき声をあげて流した涙の川か(詩137:1−4)。否、歓喜の涙の川がこ こにある!実を結ぶいのちの木が両岸に並び、心の傷を癒す葉が繁茂する。呪われる人もない。

 川あり、永遠の主と御父の御座からの流れは地上に下り民の心を潤してまた昇る。下のウエストミンスター小教理問答問36の答えを深く読みましょう。

<問36>この世で、義認、子とされること、聖化に伴い、あるいはそれらから流れ出る祝福とは、何ですか。
<答>この世で、義認、子とされること、聖化に伴い、あるいはそれらから流れ出る祝福とは、神の愛の確信、良心の平和(1)、聖霊における喜び(2)、恵みの増加(3)、終わりまで恵みのうちに堅忍すること(4)です。

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