■質問

教会を訪問して、その教会で頂いた週報の中に載っている人々の名前の後に、「姉」とか
「兄」という言葉が付いているのを不思議に思いました。
どうして「姉」、「兄」と付けるのでしょうか?

■回答

イエス・キリストのことばが、マタイ12章50節で言われました。
「天におられるわたしの父のみこころを行う者はだれでも、わたしの兄弟、姉妹、また母
なのです。」

これによるとイエス・キリストは信じる者の群れを神の家族と考えていたようです。
人が主イエスを信じた時、どの国民も、
「あなたがたは聖徒達は、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒達と同じ国民であり、
神の家族なのです。」(エペソ2:19)
と、パウロが述べている通りです。

また、これからやがて、信じるかも知れない人も、神の家族の一人のように兄弟姉妹と
呼びかけたりします。

〈兄弟〉や〈姉妹〉を略して、〈・・・兄〉(読み方は「あに」または「けい」)とか〈・・・姉〉
(読み方は「あね」とか「し」)を名前の後につけたりします。

要するに、同じ神の家族の一員として、人を親しみと、尊敬、仲間意識(家族意識)を込めて
「兄」、「姉」を用います。